19-20ラ・リーガ勝手にアウォーズ
お久しぶりです。こんばちは。うすどんです。
新型コロナウイルスによる長い中断を経てラ・リーガの19-20シーズンが無事に終了し、レアル・マドリードが3シーズンぶり34回目の優勝を果たしました。
さて、先日ラ・リーガクラスタであるじにすたさん、たこすさん、Hikotaさんと共に今季のラ・リーガベストイレブンを決めるキャスに参加させていただいた私ですが、今回のブログでは様々な表彰を勝手に行いたいと思います。
一応その時に決めたベストイレブンも貼っときます。()内は2ndチームです。
今回は受賞の基準なども私が勝手に決めていることなので、お手柔らかにお願いします。それではどうぞ。
最優秀選手賞
Most Valuable Player
カリム・ベンゼマ
Karim Benzema R.マドリードNo.9 FW
他のFW陣が不甲斐ない中、唯一気を吐いたマドリーのエース。例年通り極上のボールタッチを駆使してビルドアップに参加しながら21ゴール8アシスト(それぞれリーグ2位、4位)を記録した。"FWの"ラモスがPKを担当したのもあってピチーチ賞(得点王)は獲れませんでしたが、今季リーガ優勝を果たしたマドリーにおいて最も替えの効かないこのストライカーのMVP受賞に異論がある人はあまりいないでしょう。メッ信を除く。
最優秀守備選手賞
Defensive Player of the Year
カゼミーロ
Casemiro R.マドリードNo.14 MF
ぶっちゃけ今さら説明いらない気がする()
今季も素晴らしいフィルター機能を果たし、"守備のマドリー"に絶大な影響を与えていました。持ち前の守備に加えてビルドアップも劇的に改善され、名実ともに世界最高のアンカーになったと思います。銀河系軍団を支え自身の名を冠する単語まで生み出したあのマケレレの域に近づきうるのは彼しかいないでしょう。
愛されフェイス。
最優秀若手選手賞
Best Young Player
久保建英
Takefusa Kubo マジョルカNo.26 MF
若手の定義が曖昧ですが、ルーキーながらマジョルカで攻撃の中心を担った彼にこの賞を贈りたいと思います。他にも候補選手はたくさんいましたが、18歳の若者がリーガ1部クラブの攻撃を引っ張ったという事実はここ数年で見てもトップクラスに大きなトピックではないでしょうか。来季以降の活躍にも大いに期待したいところです。
お気に入りの一枚。
最優秀ベテラン選手賞
Best Experienced Player
サンティ・カソルラ
Santi Cazorla ビジャレアルNo.8 MF
こちらもベテランの定義が曖昧ですが、ビジャレアルの攻撃を司り、カムバックイヤーとなった昨季をさらに上回る成績を残したカソルラはこの賞にふさわしいでしょう。今季は昨季の4ゴール10アシストを上回る11ゴール9アシストを記録しています。持ち前のプレス耐性とキック精度で最後まで我々ファンを楽しませてくれました。来季はシャビ監督の元で新たなサッカー人生をスタートさせます。
クラブのバンディエラであるブルーノ・ソリアーノ(左)と共にビジャレアルを去ります。
ヘスス・ナバス
Jesus Navas セビージャNo.16 DF
どうしても1人に絞れなかったため「"最優秀"ベテラン選手賞」ですがもう1人選出。今季は34歳となるシーズンながら全試合出場を達成しただけでなく、チームトップタイの7アシストとチームの攻撃に大きく貢献しました。相変わらず上下動とドリブルからのクロスは健在で衰え知らずです。キャリアの序盤からSBをやっていたら今よりもっと選手としての地位は高かった可能性も大いにあったと個人的には思います。(期待の若手SBナバスに)出会える世界線、選べたらよかった。
どっちがFWでどっちがDFかわからなくなる一枚。
最優秀躍進選手賞
Most Improved Player
フェデリコ・バルベルデ
Federico Valverde R.マドリーNo.15 MF
昨季からラ・リーガに所属しており、なおかつ特筆すべき成長を遂げた選手に贈る賞です。シーズン前半戦はまさにマドリーのエンジンでした。マドリーの選手に限らず、ここまでスケールの大きな中盤の選手が現れるとは正直全く想像できなかったです。後半戦で若干落ちた感は否めませんが、彼の躍進なくして優勝は間違いなく不可能だったため選出しました。Improved
でも(本来のMIPのIである)Impressiveでもあったと思います。
偉大な先人たちを超えてゆけ。
カムバック賞
Comeback Player of the Year
ラフィーニャ
Rafinha セルタNo.12 MF
これまでも幾度となく怪我に悩まされ続けてきた彼ですが、2018年11月に負った左膝前十字靭帯断裂から今季見事に復活してみせました。昨季はわずか5試合の出場にとどまりましたが、今季は32試合に出場。数字こそ4ゴール1アシストと伸ばせていませんが、ボールの預けどころになっては失わずに味方に繋ぎ、セルタの攻撃を支えました。「怪我さえなければ…」の代表的な選手ですので、1人のサッカーファンとしては健康にプレーする彼を1試合でも多く見たいですね。
最優秀監督賞
Coach of the Year
ディエゴ・マルティネス
Diego Martinez グラナダ
一時期は首位にも立つなど今季躍進を果たしたグラナダ。その立役者は間違いなく監督のディエゴ・マルティネスでしょう。決してセンセーショナルなサッカーを展開するわけではありませんが、残留が第一目標であるグラナダをELに導いた手腕はこの賞を受賞するに十分値すると思います。次点はソシエダのアルグアシル、そしてマドリーのジダンを推したいです。前者は見ていて楽しい"リーガのサッカー"を展開して結果を残し、後者はどん底だった昨季とほぼ変わらない戦力で見事に優勝してみせました。
セビージャ・アトレティコ時代の一枚。トップチームを率いるサンパオリと共に最優秀監督賞を受賞。
特別賞
Special Award
リオネル・メッシ
Lionel Messi バルセロナNo.10 FW
序盤でちゃっかり煽るようなこと書いておいて生意気だがこの男を書かないわけにはいかない。今季は25ゴールで4年連続となるピチーチ賞(得点王)を受賞しました。「あれ?メッシにしちゃ大したことなくね?」と思ったそこの兄ちゃんちょっと待てよと。アシストがなんと21でリーガ史上初の20-20を達成。うーん、バケモン。(厳密に言えば衰えてないこともないけど)いつになったら衰えるんでしょうか。移籍してくれ(懇願)
ヒゲないと若く見えるのはもちろんだが、足が速そうにも見えるのは私だけですかね
今回のブログは以上です。いかがだったでしょうか。
こうやって書いてみると若干、いや結構好みが出ちゃってる気がしますね。難しい。
今季のリーガは全体的に得点数が少なかったです。個人的にはもう少し増えてほしいかな。
また、放映権料の分配方式の是正もあってか年々選手の質が上がってきていて、2強(3強)が好き放題できるリーグじゃなくなってきています。これは間違いありません。
今後も拙い文章ながらリーガの魅力を少しでも発信していけたらと思います。
リーガを見る人が1人でも増えるといいな。
今回はこの辺で。それではまた。
See you soon…