寝たら朝。

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Jリーグにしかない魅力

こんばちは。うすどんです。


今週は代表ウィークで国内(J1)、欧州ともにリーグ戦がありません。退屈な週末を過ごすサッカーファンも多いことでしょう。僕もその1人です。悲しい。

欧州ではEURO2020予選が各所で行われ、日本代表はアジア予選でキルギス🇰🇬と、親善試合でベネズエラ🇻🇪と対戦します。

さて、普段Jリーグを観ないけど代表戦は観る、という方も多いかと思います。
でもせっかく代表戦で日本代表の試合を観るのであれば、よりサッカーを観る目の肥えた欧州クラブのサポーターにもJリーグを観てほしい。

かといって、リーグのレベルやサッカーの質では欧州トップリーグにはまだまだ敵わないし、そのレベルの差がJリーグを観る気が起きない理由だと言われたら僕はもう何も言えなくなってしまいます。


そこで、今回のブログではテーマを
「レベルが低いからこその魅力」
というところに置いてJリーグの魅力について書いていこうと思います。4つのテーマに沿った魅力を書いてみました。

それではどうぞ。




1.選手の成長をより感じられる

何に重きを置いてサッカーというスポーツを観るか、というのは人それぞれあると思いますが、選手の成長を見守りたいというのはひとつの見方だと思います。

Jリーグも普段からよく見ている僕には欧州は完成された選手が多いなと感じます。(それが即ち“レベルが高い”に該当するんですが)
極めて高いレベルでプレーしてるからこそ、すぐに新たなスキルを身につけるということが難しいんだと思います。


それに対してJリーグでは1シーズンのうちにまるで別人のような選手になっていた、なんてことが結構よくあります。

例えば鹿島アントラーズ三竿健斗選手。
屈強なフィジカルとカバーエリアの広さを武器に中盤のフィルターとなる選手ですが、昨季までは正直“守備専感”が否めませんでした。
しかし、今季は組み立てやラストパスなど攻撃面での成長が著しく、攻守両面において欠かせない存在となっています。

↑もちろん守備も健在。国内で彼を見られる試合は残り少なそう。


こういった劇的な成長を“より多く”見られるのはJリーグの大きな魅力だと思います。




2.珍しいプレースタイルの選手

そもそもミシャ式(3-4-2-1)とかいう謎のフォーメーションがいまだに流行ってる時点で珍しさを感じれるかもしれませんが、欧州ではなかなか見られない面白いプレースタイルの選手がJリーグにはいます。

ドリブルによる持ち上がりが武器のCBや守備が最大の魅力であるFW、最前線からCBまで中央ならどこでもできる選手…

というようになかなか珍しいプレースタイルの選手がJリーグには数多く存在し、Jリーグをより一層魅力的なリーグにしてくれています。

↑中央ならどこでもプレーできる山村和也選手。
『山村 ジャンプ力』って調べると凄いのがたくさん出てくる。

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3.リーグレベルの向上

CLやELの結果を見て「今年はプレミアが良い」とか「近年はリーガが強い」とかそういうのはあっても、リーグレベル自体の向上を感じられるリーグってなかなかないと思うんですよね。

いわゆる“戦術家”の監督がJリーグにも数多く姿を現し、近年確実にJリーグのレベルは上がっていると言えます。

堅守速攻が持ち味だったマリノスを一気にポゼッションサッカーに方向転換させたアンジェ・ポステコグルー監督はその最たる例ですね。


何より「選手の質で殴るサッカー」が上手くいかなくなってると感じます。戦術的な上積みがないと勝てない。

この辺りを楽しめるのもJリーグの大きな魅力だと思います。




4.代表入りより海外挑戦が先!?

前項の裏付けが本項です。近年リーグレベルの向上に伴い海外挑戦する若手選手がかなり増えました。中には代表入りよりも先に海外挑戦する選手もいるくらいです。一度の移籍期間でいっぺんに3人も引き抜かれたクラブもあるそうです()

FCバルセロナへ移籍した安部裕葵。鹿島からのオファーがなかったらサッカーを辞めて大学に進学するつもりだった。


代表に入れなくてもJリーグには魅力的な選手がたくさんいるということの裏付けになっていると思います。





いつもと同じように長々と書いてきましたが、結局はどんな動機でもいいんでとにかくJリーグを観てほしいんです()


何より日本代表を背負って立つ選手たちはほとんどJリーグを経験しているのに、そのJリーグを観ないなんてあまりにももったいない。と僕は思います。


J1ではいよいよ優勝争いが佳境を迎え、より一層激しい試合が予想されます。


代表戦明けの11月23日、推しクラブの試合を見る前にJリーグを観てみませんか?


ではまた。See you soon…