寝たら朝。

好きなことについて書きたいようにのんびりと。

ラ・リーガの注目選手たち #4(特別版)

こんばちは。うすどんです。
いきなりですが先日こんなツイートをしました。


いつもならここで終わりなんですが、なんとなくちゃんと紹介したいなと思ったのでここからピックアップしたりしていつも通り5名書きました。ラ・リーガの注目選手たち #4です。

それではどうぞ。




ロナルド・アラウホ
Ronaldo Araujo バルセロナ#4 CB

いつかの試合でカバーリングでボールを回収しまくり対人でも勝ちまくる姿を見て元マドリーのぺぺを思い出させるほど、スピードやフィジカル面を含めた総合的なディフェンス力は限りなく満点に近い。反面ビルドアップは危ない場面がちらほらある。ここを直せばまず間違いなくワールドクラスのCBになれる逸材だと思う。余談だが、安部裕葵のプレーを見るためにバルサBの試合を見てた時期があって、その頃に「いいCBだな」と思っていたので台頭してくれて嬉しい。(隙あらば古参アピール)





ハビ・ガラン
Javi Galan ウエスカ#11 LB.LM

ウエスカの左サイドで躍動する切り込み隊長。低い位置でボールを受けては1人2人と持ち前の"ゴリブル"で交わしていき、ボールをあっという間にアタッキングサードにまで押し上げてくれる。正直クロスやシュートが上手い印象はないが、一定水準にある守備力や左サイドであれば前線でも最終ラインでもマルチにこなすポリバレント性も魅力的。個人的に今季のラ・リーガNo.1ドリブラー

意外と親日家なのかも?



マヌ・トリゲロス
Manu Trigueros ビジャレアル#14 CH.IH

インサイドハーフに転向しさらなる進化を遂げたいぶし銀のMF。元々安定感やビルドアップには定評があったが、ポジションを一つあげたことにより間受けの才能が開花。持ち前のフットボールIQでいやらしい位置で受けてはエレガントなボールコントロールでプレスを交わし味方にパスを繋げてくれる。ラ・リーガらしさが凝縮されたような選手である。

ツイートは3年前のものなので今年でついに30歳。永遠の若手枠みたいなところあるけどね。



ペドリ
Pedri バルセロナ#16 IH

バルセロナが見つけた新たなイニエスタずば抜けた頭の良さと華麗なボールコントロールが最大の武器でさらには献身性まで備えた万能選手。何よりこの選手が凄いのは攻撃時はもちろん守備時でもポジショニングを間違えず、決してディフェンス面で穴になることはないということ。これで18歳なのはさすがに末恐ろしすぎる。メッシは本当にイニエスタと共にプレーしているような感覚に陥っていそう。自分はマドリディスタですがめちゃめちゃ推してます。(小声)

メッシとのコネクション。



ホルヘ・デ・フルートス
Jorge de Frutos レバンテ#18 RM

今季も魅力的なサッカーを展開するレバンテだが、ロジェール(彼についてはこちら)、モラーレスの二枚看板に続くのがマドリーからやってきたこの選手。狭いエリアも苦にしないドリブルと左右を問わず繰り出す精度の高いキックが武器で、6アシストはI.アスパス、A.コレアといった錚々たるメンツと並んでアシストランキングトップ。右利きの右サイドハーフである点や狭いエリアからの打開がサイズは違えど現シティのフェラン・トーレスを個人的には思い出す。

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今季躍動している選手から5名ピックアップしてみましたが、いかがだったでしょうか。
ペドリとハビ・ガランは今季の最推し選手です。タイプは全く異なりますがそれぞれ違った楽しさを提供してくれます。おすすめです。

あと間受けを楽しめるようになるとより一層サッカーが(リーガが)楽しめるかなと最近ふと思いました。リーガを見る際は注目してみてください。



今回はこの辺で。それではまた。
See you soon…

黄色い潜水艦が誇る戦術兵器 パウ・トーレスを知っているか

今季久保建英が加入し、注目度が飛躍的に上がったビジャレアル。元々育成には定評のあるチームですが、そんなビジャレアルが産んだ戦術兵器 パウ・トーレスについて少しだけ書いていこうと思います。



パウ・トーレスはスペイン・バレンシア州出身の23歳。彼は5歳の時に現在の所属クラブであり地元のビジャレアルCFに加入したいわば"カンテラの星"だ。

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アカデミーに加入後は順当にカテゴリーを上げ、2016-17シーズンにコパデルレイの試合でトップチームデビュー。そのシーズンはほとんどの時期をBチームで過ごしたが、ビジャレアルにとって地元生まれのカンテラーノがトップチームでプレーするのは実に13年ぶりのことだった。


2017-18シーズンには地元選手としては史上4人目のトップ昇格を果たすも、安定した出場機会を得ることはできず。翌2018-19シーズンはクラブのOBであるサム・カスティジェホやパブロ・フォルナルスも所属したマラガで過ごし、主力としてチームを昇格POへと導いた。そして昨2019-20シーズン、ビジャレアルに復帰。以降スタメンCBとしてビジャレアルの最終ラインを支え続けている。



そんな彼の一番の持ち味はなんと言っても左足から放たれるフィードである。それに加えて持ち上がりのドリブルという武器も持ち合わせており、そのドリブルにフィードをかけ合わせた時、パウ・トーレス戦術兵器と化す。


相手DFの隙を見つけてはドリブルで1人2人と簡単に剥がして持ち上がり、そこから同サイドへの縦パスや逆サイドへのフィードを非常に高い精度で送り込む。簡単に例えるとデカいコバチッチがドリブルで持ち上がってCBになったクロースがパスを出す、みたいな無双っぷりである。さすがに大袈裟だろと思うかもしれないが、調子が良い時は本当にそんな感じ。今まで数多くのチャンスを作り出してきたパウのこのプレーはビジャレアルのオフェンスオプションの1つとなっている。


不安のあった守備強度や対人守備も昨季の中盤以降改善されてきており、今や安心して見ていられるレベルに成長。自身を「フィジカルやスピードに頼るよりもポジショニングで勝負するDF」と表現している彼だが、191cmという魅力的なサイズも彼を総合力の高いCBへと押し上げる要素のひとつとなっている。



そしてついに2019年11月にはビジャレアルという小さな町から生まれた最初のスペイン代表選手となり、その代表では今やラモスの新たな相方筆頭候補である。

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実質的なトップチーム初年度となった昨季はクラブのレジェンドであるカソルラやブルーノ、CBコンビを組むアルビオルや彼の後ろを守るGKアセンホなど多くのお手本となるベテランたちに恵まれた。

そんな彼らのメンタリティを引き継ぎ、2024年までの契約延長を発表した会見ではロイグ会長からビジャレアルとスペイン代表の象徴となる選手」と評されたパウ・トーレスは、きっと地元の期待を背にビジャレアルという生まれ育ったクラブを新たなステージへと連れて行ってくれるに違いない。


See you soon...

19-20ラ・リーガ勝手にアウォーズ

お久しぶりです。こんばちは。うすどんです。

新型コロナウイルスによる長い中断を経てラ・リーガの19-20シーズンが無事に終了し、レアル・マドリードが3シーズンぶり34回目の優勝を果たしました。

さて、先日ラ・リーガクラスタであるじにすたさん、たこすさん、Hikotaさんと共に今季のラ・リーガベストイレブンを決めるキャスに参加させていただいた私ですが、今回のブログでは様々な表彰を勝手に行いたいと思います。

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一応その時に決めたベストイレブンも貼っときます。()内は2ndチームです。

今回は受賞の基準なども私が勝手に決めていることなので、お手柔らかにお願いします。それではどうぞ。



最優秀選手賞
Most Valuable Player


カリム・ベンゼマ
Karim Benzema R.マドリードNo.9 FW

他のFW陣が不甲斐ない中、唯一気を吐いたマドリーのエース。例年通り極上のボールタッチを駆使してビルドアップに参加しながら21ゴール8アシスト(それぞれリーグ2位、4位)を記録した。"FWの"ラモスがPKを担当したのもあってピチーチ賞(得点王)は獲れませんでしたが、今季リーガ優勝を果たしたマドリーにおいて最も替えの効かないこのストライカーのMVP受賞に異論がある人はあまりいないでしょう。メッ信を除く。

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結局今季もずっと包帯巻いてました。最高のベンゼマ=包帯のベンゼマ





最優秀守備選手賞
Defensive Player of the Year


カゼミーロ
Casemiro R.マドリードNo.14 MF

ぶっちゃけ今さら説明いらない気がする()
今季も素晴らしいフィルター機能を果たし、"守備のマドリー"に絶大な影響を与えていました。持ち前の守備に加えてビルドアップも劇的に改善され、名実ともに世界最高のアンカーになったと思います。銀河系軍団を支え自身の名を冠する単語まで生み出したあのマケレレの域に近づきうるのは彼しかいないでしょう。

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愛されフェイス。





最優秀若手選手賞
Best Young Player


久保建英
Takefusa Kubo マジョルカNo.26 MF

若手の定義が曖昧ですが、ルーキーながらマジョルカで攻撃の中心を担った彼にこの賞を贈りたいと思います。他にも候補選手はたくさんいましたが、18歳の若者がリーガ1部クラブの攻撃を引っ張ったという事実はここ数年で見てもトップクラスに大きなトピックではないでしょうか。来季以降の活躍にも大いに期待したいところです。

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お気に入りの一枚。





最優秀ベテラン選手賞
Best Experienced Player


サンティ・カソルラ
Santi Cazorla ビジャレアルNo.8 MF

こちらもベテランの定義が曖昧ですが、ビジャレアルの攻撃を司り、カムバックイヤーとなった昨季をさらに上回る成績を残したカソルラはこの賞にふさわしいでしょう。今季は昨季の4ゴール10アシストを上回る11ゴール9アシストを記録しています。持ち前のプレス耐性とキック精度で最後まで我々ファンを楽しませてくれました。来季はシャビ監督の元で新たなサッカー人生をスタートさせます。

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クラブのバンディエラであるブルーノ・ソリアーノ(左)と共にビジャレアルを去ります。





ヘスス・ナバス
Jesus Navas セビージャNo.16 DF

どうしても1人に絞れなかったため「"最優秀"ベテラン選手賞」ですがもう1人選出。今季は34歳となるシーズンながら全試合出場を達成しただけでなく、チームトップタイの7アシストとチームの攻撃に大きく貢献しました。相変わらず上下動とドリブルからのクロスは健在で衰え知らずです。キャリアの序盤からSBをやっていたら今よりもっと選手としての地位は高かった可能性も大いにあったと個人的には思います。(期待の若手SBナバスに)出会える世界線、選べたらよかった。

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どっちがFWでどっちがDFかわからなくなる一枚。





最優秀躍進選手賞
Most Improved Player


フェデリコ・バルベルデ
Federico Valverde R.マドリーNo.15 MF

昨季からラ・リーガに所属しており、なおかつ特筆すべき成長を遂げた選手に贈る賞です。シーズン前半戦はまさにマドリーのエンジンでした。マドリーの選手に限らず、ここまでスケールの大きな中盤の選手が現れるとは正直全く想像できなかったです。後半戦で若干落ちた感は否めませんが、彼の躍進なくして優勝は間違いなく不可能だったため選出しました。Improved
でも(本来のMIPのIである)Impressiveでもあったと思います。

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偉大な先人たちを超えてゆけ。





カムバック賞
Comeback Player of the Year


ラフィーニャ
Rafinha セルタNo.12 MF

これまでも幾度となく怪我に悩まされ続けてきた彼ですが、2018年11月に負った左膝前十字靭帯断裂から今季見事に復活してみせました。昨季はわずか5試合の出場にとどまりましたが、今季は32試合に出場。数字こそ4ゴール1アシストと伸ばせていませんが、ボールの預けどころになっては失わずに味方に繋ぎ、セルタの攻撃を支えました。「怪我さえなければ…」の代表的な選手ですので、1人のサッカーファンとしては健康にプレーする彼を1試合でも多く見たいですね。

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インテル時代、ピャニッチに飛び蹴りされたことがある。来季大丈夫かな。





最優秀監督賞
Coach of the Year


ディエゴ・マルティネス
Diego Martinez グラナダ

一時期は首位にも立つなど今季躍進を果たしたグラナダ。その立役者は間違いなく監督のディエゴ・マルティネスでしょう。決してセンセーショナルなサッカーを展開するわけではありませんが、残留が第一目標であるグラナダをELに導いた手腕はこの賞を受賞するに十分値すると思います。次点はソシエダのアルグアシル、そしてマドリーのジダンを推したいです。前者は見ていて楽しい"リーガのサッカー"を展開して結果を残し、後者はどん底だった昨季とほぼ変わらない戦力で見事に優勝してみせました。

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セビージャ・アトレティコ時代の一枚。トップチームを率いるサンパオリと共に最優秀監督賞を受賞。





特別賞
Special Award


リオネル・メッシ
Lionel Messi バルセロナNo.10 FW

序盤でちゃっかり煽るようなこと書いておいて生意気だがこの男を書かないわけにはいかない。今季は25ゴールで4年連続となるピチーチ賞(得点王)を受賞しました。「あれ?メッシにしちゃ大したことなくね?」と思ったそこの兄ちゃんちょっと待てよと。アシストがなんと21でリーガ史上初の20-20を達成。うーん、バケモン。(厳密に言えば衰えてないこともないけど)いつになったら衰えるんでしょうか。移籍してくれ(懇願)

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ヒゲないと若く見えるのはもちろんだが、足が速そうにも見えるのは私だけですかね





今回のブログは以上です。いかがだったでしょうか。

こうやって書いてみると若干、いや結構好みが出ちゃってる気がしますね。難しい。


今季のリーガは全体的に得点数が少なかったです。個人的にはもう少し増えてほしいかな。

また、放映権料の分配方式の是正もあってか年々選手の質が上がってきていて、2強(3強)が好き放題できるリーグじゃなくなってきています。これは間違いありません。


今後も拙い文章ながらリーガの魅力を少しでも発信していけたらと思います。


リーガを見る人が1人でも増えるといいな。


今回はこの辺で。それではまた。
See you soon…

【ひらがなけやきへの回帰?】日向坂46のフォーメーションに関するちょっとしたお話

皆さんこんばちは。うすどんです。

いきなりですが、先日日向坂46 デビュー1周年記念ライブで披露された4thシングルのカップリング曲「好きということは…」を見ていて違和感を覚えたんですよね。

で、ちょっと考えてみたんですけどおそらく加藤史帆齊藤京子、いわゆる"としきょん"のシンメがいつもと逆なんじゃないかと思ったんです。



今回はそれを調べるついでにわかったとしきょんシンメに関するあれこれをまとめてみました。

それではどうぞ。




まず、全体楽曲及び一期生楽曲はけやき坂46時代から数えて全部で26曲あります。


そのうちとしきょんがフロントでシンメを組んだ楽曲は17曲。全体の7割弱でとしきょんシンメが完成しています。2列目でのシンメも含めるとその数は21曲に上り、その割合は8割を超えます。

まさに日向坂46の飛車角と言えるでしょう。


その一覧を冒頭で触れたシンメの左右別にまとめてみました。左右は客席から見た場合で、位置関係は書かれている通りです。

色分けはまぁ察してください。
ちなみにJOYFUL LOVEはひらがなけやきの楽曲です。


デビュー1周年記念ライブで覚えた違和感は正しかったです。
やはりシンメが"日向坂のいつもの"ではなく、客席から見て左が加藤史帆、右が齊藤京子でした。


面白いのは佐々木久美がセンターを務めた「My god」で、2列目とはいえとしきょんがシンメを組みつつセンター常連の小坂菜緒佐々木美玲以外がセンターを務めた楽曲はこの1曲しかありません。


みーぱんこと佐々木美玲がセンターを務める際は必ずフロントが客席から見て左から加藤史帆佐々木美玲齊藤京子になっており、それは日向坂46になってからも変わりません。きずなーず最高。

小坂がセンターに座り始めてからはずっと左に齊藤京子、右に加藤史帆でやってきているにも関わらず、4thのカップリング曲でわざわざ左右を入れ替えてまで"ひらがなのいつもの"にこだわっています。


このことから少しはひらがなけやきへの回帰を期待してもいいんじゃないかと勝手に思っています。

まぁ正直約束の卵のセンターがみーぱんである以上、東京ドームライブ直前のシングルはセンターみーぱんで来ると思ってるけど。







オタク特有の願望が入りまくった考察ですが何か?


しっかし1回見ただけでとしきょんのシンメがいつもと逆と気づき、しかもそれがひらがな式だったとは恐ろしい。ひらがな亡霊オタクとして誇らしいです。



このシンメ、最初に組んだのが欅坂46の6thシングルと(あくまで)意外にできてから日が浅いんですよね。グループの黎明期を支えたシンメはめみねるですし。

そんな中でとしきょんシンメ初結成&センターにみーぱんを抜擢したイマニミテイロはその頃のグループにマッチした歌詞や武道館でのサプライズ披露などが印象的で大好きな曲です(隙あらば懐古)。


いつかまたフロント中央で輝くきずなーずが見られることを願っています。「あれは…ひらがなけやき…!」と言いたいです。



それではまた。See you soon…

野球のちょっとおもしろい指標を紹介 #1 【late & close】

こんばちは。うすどんです。

新型コロナで世相が暗い中、スポーツを愛する方々も寂しい毎日を過ごしていることでしょう。

そこで、今回は少しユニークでおもしろい野球の指標を紹介してみたいと思います。
元々ツイートで下書きしてたんだけど、文量が多くなってしまってせっかくだから書いちゃおうかなと。



早速ですが、皆さんはチャンスに強い、勝負強いかどうかって何を見て判断しますか?



ほとんどの方は得点圏打率を思い浮かべたと思います。


間違ってはいませんが、いやでもちょっと待てよと。本当にそれでいいのか?と。


例えば、10点差で迎えた5回のランナー2塁と1点差で迎えた9回のランナー2塁じゃ重みが違いすぎると思いません?

チームにほしいのは圧倒的に後者の状況に強い打者ですよね。




そこで、今回紹介するのは「本物の勝負強さ」っぽいものがわかる【late & close】です。


late & closeは

7回以降で
①同点
②1点差で勝っている
③それ以外の点差で同点になりうる選手が塁上、打席、次打者のいずれかにいて負けている

この①.②.③に当てはまる状況での成績』

を表します。


例えば8回に1-1で迎えた打席
もちろん①に該当します。

例えば9回に1-4、ランナー2塁で迎えた打席
一見該当しなさそうですが、自身がホームランを打ち、さらに次打者がホームランを放てば同点になりうるので③で該当します。

こういった具合です。


昨季MLBではベリンジャー(率.305 47本 115打点 OPS1.035)がイェリッチ(率.329 44本 97打点 OPS1.100)を抑え、見事ナショナルリーグMVPを獲得しました。

しかし、late & closeではベリンジャーが率.260 OPS.888だったのに対し、イェリッチは率.443 OPS1.375と化物級の数値を叩き出していて、MVP投票において物議を醸しました(嘘です)



プロ野球ファンはみんな大好き"お散歩おじさん"こと元楽天アンドリュー・ジョーンズMLBブレーブス時代の'05年に128打点で打点王を獲得していますが、得点圏打率はなんとたったの.207‬。
‪ただしlate & closeでは打率.279(シーズン打率.263)‬ OPS1.043と、まさにここ一番で頼れるバッターだったと言えそうです。


↑お散歩動画



‪そしてこれはあくまでも当時の僕の印象で、証拠はないんですけど、49本塁打・129打点で二冠王に輝いた年('10年)の巨人・ラミレスはlate & closeでの成績がおそらくよくない。
‪どうでもいい状況で打ってたイメージがかなり強い(あまりにも弱すぎるソース)‬。




以上、いかがでしたでしょうか。

この指標は基本的にNPBのデータサイトでは扱われていない(と思われる)ため、調べることはできません。MLBのデータは豊富で羨ましい。NPBも見習え。

さらに言えば、ぶっちゃけそこまで有効活用もできません()


僕はスポーツにおいてデータを見ることが大好きです。
が、データは万能で完璧なものではありません。

そのことを念頭に置きながら、"コロナショック"によってできた時間をこういったスポーツのデータを見るために割いてみてもおもしろいかもしれません。



今回はこの辺で。それではまた。
See you soon…

J1の注目選手たち #1

こんばちは、お久しぶりです。うすどんです。

さて、金曜日のフライデーナイトJリーグ浦和レッズ×湘南ベルマーレを皮切りにいよいよJ1リーグが開幕しました。

そこで、いつも書いているリーガの選手紹介のJ1版を書こうと思います。

それではどうぞ。


安部柊斗
Syuto Abe 東京#31 CH

昨季既に特別指定選手としてJ1デビューも果たしている大卒ルーキー。171cmと小柄ながら無尽蔵のスタミナで攻守に奔走するMF。攻撃ではキレのあるドリブルで持ち上がり、守備では出足の鋭いタックルでボールを奪う“和製カンテ”。今季も既にACLで先発出場を果たしており、今季から取り組む4-3-3のIHとして活躍が期待される。個人的に昨季から目をつけてる選手で、今季はブレイク必至だと思ってる。





荒木遼太郎
Ryotaro Araki 鹿島#26 OH/SH/CH

赤い彗星から今季加入した期待の高卒ルーキー。止める・蹴るの技術が高く、この若さにしてポジショニングやインテリジェンス、得点感覚などにも優れる優良なMF。まだまだ線の細さこそ感じるが、PSMでコンスタントに結果を残しているため開幕スタメンの可能性もあり得る。同期入団のFW染野、MF松村、GK山田らと共に鹿島、そして日本の未来を担ってほしい存在。


可愛い顔してる。





野村直輝
Naoki Nomura 大分#10 OH/ST

細かい足元のテクニックでディフェンスをひらりと交わし、高精度のラストパスを送るファンタジスタ。昨季は徳島で39試合出場7ゴール12アシストとチームの攻撃を引っ張った。徳島と同じフォーメーションで同じくポゼッションサッカーを展開する大分に移籍した今季はJ1初挑戦の年となる。個人的には守備力がついてボランチでもプレーできるようになるとさらに上を目指せると思う。





わずか3名のみでしたが、いかがだったでしょうか。
今回は新天地でブレイクが期待される選手をピックアップして書いてみました。


これを機に海外リーグしか見ない方も今季からJリーグを見てみてはいかがでしょうか?



今回はこの辺で。それではまた。
See you soon…

ラ・リーガの注目選手たち #3

こんばちは。うすどんです。

いきなりですがリーガの選手紹介第3弾です。年内のリーグ戦が終了したこのタイミングでまた書きました。
テーマは特にありませんが、独り身のクリスマスのお供にどうぞ。(余計なお世話だ)



アイトール・フェルナンデス
Aitor Fernandez レバンテ#13 GK

今最もリーガでノッている遅咲きのGK。驚異的な反射神経で超人的なセーブを連発し、好調レバンテを支えている。セービング以外の能力はぶっちゃけよく知らない。でもミスしてるイメージはないし、明確な弱点はなさそう。アスレティック戦ではスペイン総選挙によって欠場の危機に瀕していたが、レバンテの抗議もあってなんとかなったらしい(詳しい経緯は知らん)。


リーガ公式のセンスはよくわからん。





アンデル・カパ
Ander Capa アスレティック#21 RB

おりゃーいけいけいけいけ走れ走れ走れ走れーって感じのSB(ふざけてません)。縦突破のスピードと何度も上下動を繰り返すスタミナが武器。逆サイドのユーリもわりとそんな感じなので、アスレティックの両サイドからはSBのクロスがボンボン飛んでくる。今季ここまで4アシストと十分すぎる矢としての性能。エイバル時代はわりと点も取ってた印象だが、3季ぶりに得点を記録するなど得点力は影を潜めている。





ザンボ・アンギサ
Zambo Anguissa ビジャレアル#19 CH.IH

リーガ屈指のBox to BoxタイプのMF。主にボランチやIHで起用され、攻守に渡って幅広いエリアをカバーする。攻撃面では得点力こそないものの、確かな技術でボールを繋ぎ、守備面ではアフリカ人らしい強靭なフィジカルでボールを奪いまくる。スピードとフィジカルを生かしたドリブルでの持ち運びも大きな武器。しなやかなフェデ・バルベルデ、屈強なザンボ・アンギサというイメージが個人的にはしっくりくる。まだ24歳になったばかりで将来が非常に楽しみ。


ニョムとジェネに挟まれてロストしないのは凄いとしか言いようがない。





チミー・アビラ
Chimy Avila オサスナ#9 CF

パンツがパツパツなアルゼンチン人ストライカー。172cmと上背こそないものの、筋肉隆々の体つきで当たり負けせずキープ力がある。高いシュート力を有するためゴラッソが多く、守備も積極的に行う型にハマらないFW。昨季降格したウエスカで10ゴール、今季もここまでオサスナで8ゴールと小さなクラブで結果を残している。違約金が25m€と安く、多くのクラブが狙っていそうな逸材。


昨季のゴール集。すごい。





ロジェール・マルティ
Roger Marti レバンテ#9 CF

個人的に「リーガでシュートの上手い選手といえば?」と聞かれたら最初に思いつく。ヘディング、裏抜け、1vs1など、パスを出せばしっかり決め切ってくれる"El Pistolero"。フィジカルが特段強いわけではないが、柔らかいボールタッチを生かしたキープ力も魅力的。昨季リーガでブレイクし、現在28歳。1月3日には29歳になる遅咲きのプレーヤーだが、もう少し大きなクラブで見てみたい。


ヤ・ス・ア・キ!(違う)



以上、いつも通り5人の選手を紹介しました。
レバンテは個性的かつ良い選手が多いですね。ロチーナ、カンパーニャあたりもいつか書けたらなと思ってます。
現状試合を見てるクラブに偏りが生じてるので、今後はもっと満遍なく試合を見て様々なクラブから紹介していけたらいいな。

今回はこの辺で。それではまた。
See you soon…